2025/08/07 11:44

わたしが日本語教師だった頃、漢字をキレイに正確に教えることができませんでした

・漢字の書き順は意外と正しく教えられない(初級、超初級の漢字ほど勘違いしている)

・ホワイトボードに、バランスよい字を書けない

でも漢字は大切。特に初級クラスでは。文型はわかっていても漢字を書けなくて再試験になる生徒さんもいます。ギリギリ進級できても、漢字を素早く読めないことには読解が遅くなるし、作文に必要な語彙も増えません。

わたしが日本語教師だった頃見ていればよかった動画を紹介します。



駿河守静太郎さんの美文字講座動画

漢字はキレイに正確に教えたい日本語教師のあなたに、駿河守静太郎さんの美文字講座動画です。

(再生リストには、漢字やひらがなの書き方に集中できるようあえて解説なしの動画もあります)




漢字講座 小学校3年生の漢字

もちろん漢字講座もあります。小学校3年生の漢字がメインです。

補足: なぜ初級や中級ではなく、小学校3年生?

駿河守静太郎さんは地元で日本語ボランティアとしても活動しています。

日本で暮らしている外国人のお父さんお母さんが子どもに漢字を教えられるように。子どもが楽しく小学校に通い続け教育格差を防げるように。働いている家族の代わりに小さな子どもの世話をするから学校に通えない子どももいます。

そういう事情で「初級」「中級」ではなく、小学生真ん中あたりの学年を目安に漢字講座を作成されたのだとわたしは予想しています。



漢字辞典の使い方講座あります
初級クラスで漢字辞典を教える時、この動画で予習できます。
(生徒さんに読める漢字が増えたら、国語辞典の使い方も教えられます)




漢字を使えると同音異義語がわかる
のぼる(上る 登る 昇る)
とくちょう (特徴 特長)
かつ (勝つ 克つ)




漢字を読める書けるとできることが増えます
生徒さんが読み書きできるようになった漢字の知識を生かして、駿河守静太郎さんの美文字&漢字講座動画の後に活躍する動画があります。
助数詞を使える、手紙をかける、国語辞典を使える。漢字を読める書けるとできることが増えますね。

助数詞
漢字より先にひらがなで教える助数詞もありますが、イメージ立てて教える&覚えるときは漢字で。

手紙
時候の挨拶には、漢字をたくさん使います。



これから漢字を教える日本語教師のあなたに、駿河守静太郎さんの動画レッスンがおすすめです♪

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おまけ

現役日本語教師&ボランティアの駿河守静太郎さんは、日本独特の文字である漢字はもちろん、日本独自の歴史も好きとのことです。
英語話者の生徒さんに日本語を教えていらっしゃるあなたには、駿河守静太郎さんの日本の歴史講座がおすすめ。