2021/03/28 11:13

JLPT(N3)対策で大事な「~べきでない」と「~しないほうがいいです」の違い

こちらの教案では、「~べきでない」も教えることができます。

「~しないほうがいいです」よりもきっぱりと、「やめてください」の意味合いが込められている文型ですね。

 

日本語学校での文型「~しないほうがいいです」の使い方例

日本語学校の学生さんのほとんどはアルバイトをしていますね。

日中は日本語学校に通い、夜は肉体労働をしてへとへとの学生さんもたくさんいます。

あなたの日本語学校でも、いませんか。ちょっと顔色悪そうな学生さん。

周りの学生さんたちも心配し、声をかけます。

 

 

「あまり無理『しないほうがいい』ですよ」

 

 

日本語学校での文型「~べきでない」の使い方例

しかし忠告もむなしく、「まだ大丈夫です。頑張ります」と言われてしまいます。

3日後、いつもどおり教室に学生さんがぞろぞろ入ってきます。

例の働き詰めの学生さんも時間通りに登校します。

「先生、おはようござ・・・」

バタッ。倒れてしまいました。当然授業を受けられるはずもなく、休憩室で寝てもらい様子を見ます。

ひと寝入りして、学生さんは目を覚ましました。心配しているのは、

「どうしよう。アルバイト・・・」

いやいやいや。今日は家でたくさん寝てください。

あなたはしびれを切らして言います。

 

 

「今日は、アルバイトをする『べきではありません』」

「それから、こんなにたくさんアルバイトをする『べきではありません』」

 

 文型「~べきでない」の教案で日本語学校でのJLPT(N3)対策をしよう

日本語学校の学生さんには、先生が「しないほうがいい」と言っているうちに、耳を傾けてほしいものですね。

先生としても、「べきではありません」は、よっぽどのこと(法律や安全に関すること)がないかぎり使いたくありませんから。

日本語学校の学生さんに真剣な忠告をする時に必要な文型「べきではありません」を教えるときはぜひ、この教案がおすすめです。



「べきではありません」の類似文型「しないほうがいいです」は、こちらの教案で教えられます。