2021/03/20 07:04


「コンビニに いきます」を覚えたら、次は...

文型「~しに行きます」を日本語学校で教えるときのおすすめ教材


2020年夏からGo toキャンペーンなるものが存在しています。
なかでもGo toトラベルキャンペーンは一時停止状態だし、いつ再開されるかもわからず(2021年3月時点)賛否両論あるかと思います。


ところでGo toを日本語で?
そりぁもちろん、「〜しに行きます」「〜に行きます」ですよね。

「日本語教師のネコの手」ではそんな、いろいろなGo toを日本語で話せるようになる教材があります(^^)v

です。


マニュアル冒頭


文型「~しに行きます」の授業では格助詞「に」に注意

ところで、
スライド2つ目以降で「~しにいきます」を導入する前に最初のスライドで、「〜に行きます」の復習をすることができます。

わたしがかつて日本語教師だった頃、「〜『へ』行きます」は割と早く教えて、「〜『に』行きます」は日本語学習を2〜3ヶ月くらいしたら教えていましたが、あなたの日本語学校ではいかがでしょう?

もし、「〜『へ』行きます」は教えていたけど「〜『に』行きます」を教えていないならこの教材をお使いいただく際、注意が必要です(><)
教材全体で「〜『に』行きます」としていますので、そちらをすでに勉強している学生さんを対象に使うことをおすすめします。

もちろんこの教材をきっかけとして、
「〜『へ』行きます」は移動するという行為に、
「〜『に』行きます」は目的地に、
それぞれフォーカスしている、
とお話しする、という使い方もできますよ。





あと、「へ」や「に」のような格助詞といえば、
今まで「どこ『で』食べますか?」や
「学食『で』食べます」のように
「で」を使ってきた学生さんのなかには
「えっ…?『どこ』の後『に』がくる?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

(「どこ『に』ありますか?」「パソコンは図書室『に』あります」をパッと思い出せる学生さんも、もちろんいらっしゃいますが)

教材をご提供くださったキャノン美佳さんも、この点についてマニュアルのなかでコメントしていますから、忘れずに学生さんにお話ししましょう。




Go toキャンペーンが懐かしくなるぐらい平和な日々が戻ってきたときに備えて、教材を使って学生さんに「~しにいきます」を教えてみてくださいね(^o^)






png画像7つ(1枚あたり幅1600×高さ1056ピクセル)
1.「どこに行きますか?」
2.「◯◯で何をしますか?」
3.「◯◯に何をしに行きますか?」導入
4.「◯◯に何をしに行きますか?」文作り
5.「◯◯に何をしに行きますか?」自由作文①
6.「◯◯に何をしに行きますか?」自由作文②
7.「〜しに来ます」「〜しに帰ります」